Amazonブランド登録の方法とは?必要なもの・メリット・注意点を初心者向けに解説


西川 正太可(Nishikawa Masataka)
トゥルーコンサルティング株式会社
取締役・中小機構販路開拓支援アドバイザー
特定カテゴリでNo.1企業 20社以上創出月商1,000万から月商3億円までEC経営戦略・マーケティング支援を実施
Amazonでオリジナル商品を販売しているものの、「相乗り出品を防ぎたい」「ブランドを保護したい」「A+コンテンツを使いたい」と感じていませんか?
こうした対策として重要になるのが「Amazonブランド登録」です。
Amazonブランド登録を行うことで、商品ページ保護や広告機能の強化、ブランド分析機能など、さまざまな機能を利用できるようになります。
特に近年では、相乗り出品対策やブランド価値保護の観点からも、Amazonブランド登録の重要性が高まっています。
一方で、商標登録との違いや必要な準備が分かりにくく、途中でつまずいてしまうケースも少なくありません。
これからAmazonでオリジナル商品を長く販売していきたい方は、早めに理解しておきたい重要な設定です。
本記事では、Amazonブランド登録の仕組みから、具体的な登録方法、注意点、よくある失敗例まで初心者向けに分かりやすく解説します。
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Amazonブランド登録とは?
Amazonブランド登録とは、Amazon上で自社ブランドを保護し、ブランド価値向上や相乗り対策を行うための制度です。例えば、商品ページ、ブランド名、ロゴ、オリジナル商品が保護されます。
なぜそういった保護が必要なのかというと、Amazonでは、相乗り出品が非常に起こりやすい販売サイトです。相乗りとは、同じASINの商品ページに他の出品者も参加できる仕組みを利用して、関係ない業者が同じページで販売することを言います。
このようなことが起こると、偽物出品が行われたり、価格崩壊が起きたり、カートが奪われたりと様々なリスクが発生します。
上記の対策として、「Amazonブランド登録」が重要です。主に、相乗り出品対策や商品ページ保護を目的として利用されており、オリジナルブランドを販売している出品者にとって重要な機能となっています。
ブランド登録を行うことで、A+コンテンツやブランドストア作成、ブランド分析機能など、通常の出品アカウントでは利用できない機能が利用可能になります。
なお、Amazonブランド登録を行うためには、商標登録と関係性も重要になります。
ブランド登録は、自分のブランドを守りながらAmazon運営を強化するためにも重要な制度です。

Amazonブランド登録と商標登録の違い
初心者が混乱しやすいポイントとして、「ブランド登録」と「商標登録」は別物という点があります。
商標登録とは、特許庁に対してブランド名やロゴを申請・登録することを指します。
一方でAmazonブランド登録は、取得した商標を利用してAmazonへブランド保護申請を行う仕組みです。
つまり、「商標を取得した上でAmazonブランド登録を行う」という流れになります。
| 項目 | 商標登録 | Amazonブランド登録 |
|---|---|---|
| 登録先 | 特許庁 | Amazon |
| 主な目的 | 法律上の保護 | Amazon内のブランド保護 |
| 必要なもの | ブランド名 | ロゴ登録済み商標 |
| 主な機能 | 商標権取得 | A+コンテンツ・ブランド保護 |
Amazonブランド登録が重要な理由
Amazonブランド登録は、単なる設定作業ではありません。
ブランドを保護し、売上や信頼性向上にも関わる重要な施策です。
特にAmazonでは、人気商品に対して相乗り出品が発生しやすく、商品ページ管理が難しくなるケースがあります。
例えば下記のような場合に効果的です。
偽物販売・類似商品の対策
売れている自社商品に対して、パッケージや商品名、商品画像などを似せた商品を販売する業者も少なくありません。
ユーザーは、自社の本物の商品を購入検討していたにも関わらず、勘違いで他社の似た商品を購入してしまうことが増加します。
このケースにより、偽物や類似商品によって、ユーザーがブランド自体に不信感を持つ可能性があります。また、品質に対する不信感も生まれ、購入率にも影響を与えます。
ブランド登録をしていることで、「ブランドの権利者が自分」であるとAmazonへ証明でき、不正出品の申告へ対処がしやすくなります。
自社ブランドの権利保護
初心者が混乱する点としても重要なのは、ブランド名を考えただけでは、自社ブランドとして保護されるわけではありません。
事前に商標取得していない限り、他の人がそのブランドを名乗ることも可能になってしまいます。
例えば、自身で「My BRAND」というブランド名を考えたけど商標を未取得の場合、先に他社が同じ名前で商標を取得してしまったら、他社にブランド名を名乗る権利が保護されてしまいます。
このようなことを防ぐためにも、自身のブランドを保護する権利として商標を取得することが最も重要になります。
その上で、ブランド登録を行うことで、商品ページ保護や知的財産権の申請などが可能となり、ブランド価値を守りやすくなります。
相乗り出品対策
Amazonでは、同じASINの商品ページに複数の出品者が参加できる仕組みがあります。つまり、売れるページを一生懸命作ったにも関わらず、自社と関係ない業者がそのページで他社商品の販売を行えてしまいます。
その結果、カートが奪われる、自社より安く販売されてしまう、ユーザーの選択肢増加による購入率低下などが起こり、売上の減少に繋がります。
Amazonのルール上、完全一致している商品の販売は禁止ではありません。しかし、問題は、無許可販売や類似商品、偽物が同じASINページで販売されていた場合です。
ブランド登録を行っていることで、権利者が自社となるため、権利侵害申請、知的財産侵害報告、偽物報告が行いやすい環境を作れます。
対処しやすい有利な状況を作れるのが、ブランド登録の重要な点となります。
ブランド価値を高める重要性
作成しただけでは、ブランドが自動的に保護されるわけではありません。ブランドの価値を高めるためには、ブランド登録や商標取得は欠かせません。
また、ブランド登録を行うことで、Amazon内で利用できる機能が増え、ブランドの世界観や信頼性向上にも繋がります。
A+コンテンツとは
A+コンテンツとは、商品ページの情報を充実させられる機能です。
大きい画像や比較表、ブランドスーリー、他商品の紹介なども追加できるため、商品の魅力を視覚的に伝えやすくなります。
商品理解が深まり、購入率向上にも役立つ機能です。
ブランドストアとは
ブランドストアとは、Amazon内に自社専用ページを作成できる機能です。
ブランドの世界観や商品ラインナップをまとめて紹介できるため、ユーザーの回遊率向上にも繋がります。
公式ページとして信頼性向上にも役立つ機能です。
ブランド登録は、単なる設定作業ではなく、自社ブランドを長期的に守りながら成長させるための重要な施策です。
相乗り対策やブランド保護だけでなく、信頼性向上や売上改善にも繋がるため、早い段階での登録をおすすめします。
Amazonブランド登録のメリット
A+コンテンツが利用できる
ブランド登録後は、A+コンテンツ機能を利用できるようになります。
通常の商品ページは、箇条書き、テキストのみのシンプルなページとなります。
ユーザーに必要な情報が少なく、言葉での説明にも限界があります。
A+コンテンツは、大きな画像、比較表、ブランドストーリー、使用イメージ、他商品紹介などの商品の魅力を視覚的に伝えられるコンテンツを複数追加して掲載することが可能です。
例えば、使用シーンや商品の比較表を追加することで、購入後のイメージを持ってもらいやすくなります。こういった工夫ができることで、安心感や魅力をより伝えることが可能です。また、ユーザーが分かりやすいページとなっていることで、購入率向上も期待できます。
商品の魅力を伝えやすくなるため、購入率向上にも期待できます。
ブランドストアが利用できる
ブランドストアとは、自社専用ショップページをAmazon内で作ることができる機能です。
自社専用ショップページを作成することで、商品一覧、カテゴリ分け、ランキング、新商品紹介などが展開できるようになります。
ユーザーに対して、ブランドで扱っている商品を複数展開することができるため、扱っているブランド商品の知名度を上げる役割を果たします。
また、ブランドの世界観を伝える手段としても有効的です。ブランド内で複数商品を展開していることを認識してもらいやすくなります。
シリーズ商品を販売している場合は、関連商品への導線としても役立ちます。Amazon内でのブランド認知向上にも役立ちます。
ブランド分析機能が利用できる
Amazon内の検索データや購買データを分析できるのが、ブランド分析機能です。この機能もAmazonブランド登録を行うことで、利用できるようになります。
検索キーワードや市場分析、競合比較や購買データなどを分析できるため、SEO対策や広告運用改善にも役立ちます。
例えば、検索キーワードや購買行動データを分析することで、改善点を把握しやすくなります。改善すべき箇所が可視化できることで、SEOの強化、効率の良い広告出稿、商品ラインナップの改善に役立ちます。
実例として、売上を伸ばしたい商品の改善施策として、検索キーワードを意識した商品タイトルに修正したことで、検索流入の改善に繋がった例がありました。
データを活用した改善施策が行いやすくなります。
スポンサーブランド広告が利用できる
スポンサーブランド広告とは、ロゴや複数商品、ブランドページをまとめて訴求できる広告機能です。
ブランド登録を行うことで、ロゴや複数商品を表示できるスポンサーブランド広告が利用可能になります。
そのため、スポンサーブランド広告を活用した場合のメリットとして、より幅広いユーザーに対して露出ができる点です。その結果、関連商品への流入増加や認知拡大にも繋がります。
多くの商品をまとめて訴求できるため、長期的なファン獲得にも役立ちます。
ブランド保護ツールが利用できる
権利侵害報告や偽物報告などを行えるのが、ブランド保護ツールです。不正出品対策に役立つ機能を利用できます。
Amazonでは、同一商品(同じASIN)であれば、同じページに他の出品者も販売することができる仕組みです。
そのため、相乗り出品も少なくありません。実際に、類似商品が出品されているケースもあり、ブランドイメージを損なう可能性があります。
このような不正出品に対する対策ツールの活用ができるのは、ブランド登録を行っているセラーだけが利用できる大きなメリットの一つです。
Amazon側にブランド権利者として認識されることで、不正出品への対策が行いやすくなります。
Amazonブランド登録に必要なもの
ブランド登録をスムーズに進めるためにも、事前準備を整えておきましょう。
特に商標登録は必須となるため、先に取得しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
| 商標登録 | 特許庁で登録済みの商標 |
| ブランド名 | 商標と一致が必要 |
| ロゴ画像 | 商品やパッケージに表示 |
| 商品画像 | ブランド確認用 |
| Amazonアカウント | 出品用アカウント |
商標登録
まずは、大前提にブランド名やロゴを法的に保護するための権利として、商標を取得しましょう。ブランド名やロゴを商標登録することで、法律上の権利として保護を受けやすくなります。
Amazonでも、「本当にブランドの権利者」なのかを証明できる重要な役割を果たします。
Amazonブランド登録では、ブランドの権利者確認を行うため、特許庁で登録済みの証票が必要になります。
ブランド名
出品の際にブランド名は、必須で設定が必要な項目です。必ず事前に考案しておきましょう。
商標とAmazonでブランド名が異なっていた場合、エラーになる可能性があります。ブランド名は、Amazon登録情報と商標が一致していることが重要です。
特に、大文字・小文字の違いや表記ゆれがある場合でも、審査時に確認されるケースがあります。ブランド名は、商品パッケージや商標情報とも統一しておくことがおすすめです。
ロゴ画像
ロゴ画像は、ブランドの印象や認知向上にも重要な役割を持っています。商品パッケージにも表示されているとより認識されやすいです。
Amazonでは、ブランド所有確認で画像を見ることもあります。そのため、商品本体やパッケージにブランド名やロゴが表示されていると、審査がスムーズになる場合があります。
ユーザーから見てもブランド認知に繋がるため、統一感のあるロゴ設計を意識しましょう。
商品画像
単なる商品画像ではなく、ブランド名やロゴが確認できる状態の画像を準備しておくことをおすすめします。
Amazonではブランド所有確認を行うため、商品やパッケージにブランド情報が表示されている画像が求められる場合があります。
事前に準備しておくことで、確認作業をスムーズに進めやすくなります。
必要な情報が不足している場合、審査がスムーズに進まないケースもあります。
事前に準備を整えた上で、次の登録手順へ進みましょう。
Amazonアカウント
Amazonブランド登録を行うためには、出品用アカウントが必要になります。
ブランド登録は、出品者向けサービスとなるため、事前にセラーアカウントの開設を済ませておきましょう。
Amazonブランド登録の方法
Amazonブランド登録は、申請前の準備内容によってスムーズさが大きく変わります。
商標を取得・準備する
Amazonブランド登録を行うためには、まず商標情報を準備する必要があります。
商標は、ブランド名やロゴなどを公的機関へ出願・登録したものを指します。日本の場合は、特許庁で管理されている商標が対象になります。
商標登録をするにあたり、下記注意点や知っておくべきことが3つあります。
文字商標とロゴ商標の違い
文字商標とは、ブランド名そのものを守る役割を持ちます。例えば、ロゴ変更を行ったとしてもブランド名は継続で権利者が使用できます。
ロゴ商標とは、ロゴデザイン込みで保護する役割を持ちます。見た目の保護に繋がるため、とても重要な申請です。しかし、ロゴ変更を行った場合は、再出願が必要になる可能性がありますので確認が必要になります。
申請する区分が重要
商標登録には区分があり、区分次第では出品商品の一部が保護対象外になってしまう可能性があります。
例えば、「My BRAND」というブランド名で商標登録する際に、申請区分を食器で取得した場合、化粧品は対象外というケースも考えられます。
事前に将来的な出品商品の区分を考慮した上で区分の申請を行ってください。後から申請も可能ですが、追加費用が発生してしまうかもしれないため、注意しましょう。
商標登録が完了するまでの時間
商標登録が完了するまでには、出願、審査、登録の流れで進みますが、数か月から半年かかることもあります。そのため、余裕のある販売計画を練り、販売開始までの事前準備を心掛けると安心です。
Amazonで認められている有効な申請状態であれば、商標登録申請中でもブランド登録申請が可能なケースがあります。申請完了までの期間を把握しておくことで、販売計画やブランド登録までの流れをスムーズに進めやすくなります。
ブランド名と商標情報が一致しているかを確認し、商標登録番号または出願番号を準備しておきましょう。
Brand Registryへアクセスする
商標情報を準備したら、Amazon Brand Registryへアクセスし、ブランド登録申請を開始します。この時、Amazon出品用アカウントを持っていることが条件になります。
申請は、原則として商標所有者本人が行います。代理人や運用担当者が要る場合でも、登録後に追加ユーザーとして権限を付与する流れになるため、だれが申請するかを事前に確認しておきましょう
登録後は追加ユーザーへの権限付与も可能なため、だれが管理するか事前に決めておくとスムーズです。
一部機能のみ権限付与することも可能なため、広告担当には広告機能、運営担当には分析機能のみを付与するなど、役割に応じた管理も行えます。
ブランド情報を入力する
申請画面では、ブランド名、商標番号、商標の登録国、販売カテゴリなどを入力します。
| 入力項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | 商標と一致する名称 |
| 商標番号 | 登録番号または出願番号 |
| 商標の登録国 | 日本など |
| 商品カテゴリ | 部安堵を登録したいカテゴリ |
| ブランド公式情報 | 必要に応じてURLや補足情報 |
特に重要なのは、商標情報とAmazonに登録するブランド名を一致させることです。表記ゆれやスペル違いがあると、審査時に確認が必要になる場合があります。
注意点として、カテゴリ登録は現在販売している商品だけでなく、今後取り扱い予定の商品カテゴリも考慮して整理しておくと管理しやすくなります。
商品画像やロゴを提出する
ブランド情報を入力したら、商品画像を提出します。
このとき重要なのは、ブランド名やロゴが商品本体またはパッケージに確認できる状態で写っていることです。
ロゴ画像だけであったり、画像が不鮮明だったり、ブランド名が確認できなかったりすると、審査がスムーズに進まない可能性があります。背景を消しすぎ、過度な加工は避けて申請してください。
また、試作品画像の申請は避け、できるだけ販売予定の商品と一致した画像を使用しましょう。情報に違いがある場合、追加確認が必要になる可能性があります。
認証コードを確認する
申請後、Amazonから認証コードの確認が求められる場合があります。
認証コードは、商標権利者または商標情報に紐づく連絡先へ送られるため、事前に連絡先の情報を確認しておきましょう。
例えば、弁理士に代理申請を依頼した場合、認証コードが代理人側へ送られてしまうケースもあります。また、迷惑メールフォルダへ振り分けられる場合もあるため注意しましょう。
コードを受け取ったら、Brand Registry上で入力し、本人確認を完了させます。認証コードには有効期限が設定されている場合もあるため、受信後は速やかに認証・対応することをおすすめします。
審査完了を待つ
認証コードの確認が完了すると、Amazon側で審査が行われます。完了までには数日から数週間と期間があります。
表記違いや画像不足は比較的発生しやすいケースです。再提出の手間が発生する場合もあるため、ブランド名・商標情報・画像内容は十分確認してから申請しましょう。
問題がなければブランド登録が完了し、A+コンテンツやブランドストア、ブランド分析機能などが利用できるようになります。
各機能が利用可能になるタイミングは同時ではない場合もあるため、反映まで少し時間がかかるケースもあると理解しておきましょう。
Amazonブランド登録の注意点
商標情報は事前に確認する
Amazonブランド登録では、原則として登録済み商標が必要です。商標申請中では登録できないケースもあるため注意しましょう。
申請時には、商標登録番号や出願番号の確認が必要になる場合があります。番号が異なると審査の遅延原因になるため、正しい番号で申請を行ってください。
また、販売国によって商標の取り扱いが異なる場合があります。海外展開を予定している場合は、日本国内だけではなく販売予定国での商標状況も事前に確認しておくことが重要です。
ブランド販売開始直前ではなく、余裕を持った準備が大切です。
ブランド情報は統一しておく
Amazon登録情報と商標情報が一致していない場合、審査でエラーとなる可能性があります。
一致が必要な情報は、商標、Amazon登録名、商品パッケージ、商品画像、ロゴです。
これらの情報が一致しているか確認される可能性があるため、事前に統一して準備しておきましょう。
よくあるミスとして、大文字・小文字の違い、スペースの有無、記号の半角・全角、ハイフン漏れなど細かな表記の違いがあります。
重要なことは、「同じブランド」であることを明確に証明ができる状態にすることです。ブランド名の表記ルールを事前に決めておき、管理しやすい状態で申請することをおすすめします。
提出画像の内容を確認する
商品画像の提出は非常に重要です。
画像で見られる箇所としては、ブランド名、ロゴ、商品本体、箱、ラベルが主に確認されます。
ロゴ画像のみではなく、ブランド名やロゴが実際の商品本体やパッケージ上で確認できる状態が重要になります。ただし、商品画像やパッケージ画像にブランド名が正しく表示されていない場合は、審査落ちするケースがあります。
また、試作品の使用や画像の加工度合いにも注意が必要です。最終的に販売する商品との差があまりにもある場合は、審査に通らない可能性があります。
審査担当者が見てもブランド情報を明確に確認できる画像を準備することが大切です。
Amazonブランド登録のよくある失敗例
商標名とブランド名が違う
商標情報とAmazon登録情報が一致していないことで、審査エラーになるケースがあります。
実際によくある失敗例として、商標では「My BRAND」と登録していたにも関わらず、Amazon登録時に「My-BRAND」など異なる表記で申請してしまうケースがあります。
審査エラーが発生すると、追加確認や差し戻しが発生し、再提出や審査遅延によって申請完了までに時間がかかってしまいます。
小さな違いでも、Amazon側が同一ブランドと判断しにくくなる場合があります。
商品画像にブランド名が入っていない
ブランド確認画像にロゴやブランド名が表示されておらず、申請が通らないケースがあります。
よくある例として、ロゴ画像のみを提出し、商品本体やパッケージにはブランド名が表記されていない状態で申請してしまうパターンです。この場合、追加提出依頼がくる可能性があります。
再撮影や再申請が必要になる場合もあり、販売スケジュールの遅延や追加対応の手間が発生する可能性があります。
商品画像は、ブランド名やロゴが商品本体やパッケージ上で明確に確認できる状態で準備することが重要です。
OEM商品で登録できない
ブランド権利を持たない商品では、ブランド登録が認められない場合があります。
例えば、工場で製造した商品へロゴを追加しただけでブランド登録申請を行うと、ブランド権利の確認不足により審査が通らない可能性があります。
なぜなら、OEMでは自動でブランド権利取得という扱いにならないからです。
この場合、商品情報やブランド証明情報の不足によって、追加準備や再申請が必要になることもあります。
OEM商品であっても、自社ブランドとして販売する場合は、ブランド権利や商標の準備を事前に行っておくことが重要です。
Amazonブランド登録に関するよくある質問
Q. Amazonブランド登録は無料ですか?
A. Amazonブランド登録自体に費用はかかりません。
ただし、ブランド登録を行うためには事前に商標登録が必要となるケースが多く、商標取得には費用が発生します。
例えば、特許庁へ直接申請する場合でも出願費用や登録料が必要です。また、弁理士へ依頼する場合は別途代行費用が発生することもあります。
そのため、Amazonブランド登録自体は無料でも、事前準備には費用が掛かる点を理解しておきましょう。
Q. 商標なしでも登録できますか?
A. 原則として、登録済み商標が必要です。
Amazonでは、ブランド所有者であることを確認するため、登録済み商標または条件を満たした商標情報の提出が求められます。
ブランド名を考えただけでは登録できないため、ブランド販売を予定している場合は、商標取得も含めて準備を進めることをおすすめします。
Q. ブランド登録後は何ができるようになりますか?
A. ブランド登録後は、ブランド運営を強化するさまざまな機能が利用できるようになります。
主な機能は以下の通りです。
- A+コンテンツ
- ブランドストア
- ブランド分析機能
- スポンサーブランド広告
- ブランド保護ツール
これらを活用することで、商品ページ強化、広告運用の改善、ブランド保護などが行いやすくなります。
Q. Amazonブランド登録の審査期間はどれくらいですか?
A. 提出内容に問題がなければ数日~数週間程度が目安です。
ただし、ブランド情報の不一致や画像の追加提出依頼が発生した場合、通常より時間がかかることがあります。
特に、商標情報やブランド名の表記違い、商品画像の不備は審査遅延の原因になりやすいため、申請前に十分確認しておくことが大切です。
Q. OEM商品でもAmazonブランド登録できますか?
A. OEM商品でも、自社で商標を取得しブランド権利者として証明できれば登録可能です。
ただし、商品へロゴを付けただけでは認められないケースもあるため注意が必要です。
Amazonでは、「誰がブランドの所有者なのか」が重要視されます。商品本体やパッケージにブランド名が表示されていることや、商標情報との一致も確認しておきましょう。
まとめ
本記事では、Amazonブランド登録の仕組みから、重要性、メリット、必要な準備、具体的な登録方法、注意点まで解説しました。
ブランド登録は、単なる設定作業ではありません。
自社ブランドを保護し、売上や信頼性向上にもつながる重要な施策です。
特に、相乗り対策、商品ページ保護、A+コンテンツ、ブランドストア活用など、多くのメリットがあります。
一方で、商標情報やブランド情報の不一致、商品画像の不備などがあると、審査エラーや登録遅延に繋がる可能性があるため注意が必要です。
まずは商標やブランド情報を正しく準備し、事前確認を行った上でブランド登録を進めましょう。
ブランドを長期的に育てるためにも、ブランド登録を活用し、より強いAmazon運営へ繋げていきましょう。
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